私は中学生の頃から「早く就職したい」と考えていました。ミクニで働いている従姉から会社の雰囲気や仕事の話を聞いて、働きやすい環境でやりがいのある仕事をしたいと思い製造業に興味を持ち、私もミクニの一員としてモノづくりに携わりたいと思いました。

　 私はこれまで工業係の知識を学ぶ機会がなかったため、工具の名前や正しい使い方も知らないところからのスタートでした。ですが、ミクニに入社してからたくさんのことを学び、実際に現場で作業をするようになって少しずつ分かることが増えていきました。九ヶ月が経過した今でも、日々の作業は学びの連続です。社会人となり一から学ぶことが増えたことで、学びに対する意識が変わっていることに気付きました。学生は頭脳を使う勉強中心の生活を送るため、毎日勉強したくないと思いながら過ごしていました。しかし高校を卒業すると、頭脳＋体感の勉強となる事から、自ら学びに行かないと学べない事が徐々に楽しく感じるようになってきました。社会人となり学生とは異なる時間の流れの中で学生の頃よりも大きな好奇心や意欲が生まれ、学生のときに学ぶことができなかった分野に興味を持ち、新たな知識を取り入れたいと思うようにもなりました。私は今持っている「新しい学び」に対する意識を常に持ち、これから働いていく中で必要となる知識や資格などを身に付け、仕事に活かしていきたいです。

　 モノづくりの魅力は、自分の仕事が目に見え、形として残ることだと感じています。どんな小さな部品にもたくさんの方々の手が加わり、ひとつの製品になっていると改めて認識できました。実際に現場にいると自分が製品の一部を担っていることを実感できる為、より一層責任を持って作業に取り組んでいます。作業にかかる時間が短くなるように、作業中の不良品を出さないように、自分の中で目標を立てて日々努力しています。まだまだ未熟ではありますが職場の先輩方にもご指導をいただき、これからも学ぶことを止めずにたくさんの知識を吸収し様々な面で成長しミクニへ貢献できる様、取り組んでいきます。